ぼちぼち、ネタの在庫一掃をせねばならない時期が来た、というコトです。
しかし、まさか、このネタが「らき☆すた」に辿りつくとは、
描いた時は思いもよらなかったんだぜ。ドルドル~。
【あらすじ】
鷲尾から、オーディションの一時審査に合格した知らせを聞き、いつにない
意気込みを見せる、うらら。
その舞台こそ、うららの亡き母が最後に演じた舞台なのだった。
発声練習を続ける、うららを
「おまえの夢がかなうと、なんだか俺の夢も夢もかなう気がするから・・」と
励ますシロップ。
お守りに・・・と、りんが作ったアクセサリを渡しに来た望たち。
次の審査内容である、歌を披露しようとする うららだが、歌おうとすると
咳き込んでしまう。
いぶかしむ望たちだが、やがてあたりの光景が海底と化してしまう。
気がつけば人魚になっている望たち。
「人魚姫」の絵本世界。
エターナルのシビレッタの来襲だった。
【感 想】
各メンバー個人の最終回シリーズと言われるだけあって、力の入った脚本だったと
思います。
うららに缶ジュースを渡すシロップの中学生日記溢れる描写が感面白かったです。
この2人は、お互いに夢を追い求める者として共感しているという感じで描かれて
ますよね。
キャラクタ設定から考えるといい距離感だと思います。
いい距離感だと思います ←繰り返すな(笑)
敵のシビレッタも、突然異世界に連れ込む強引さは相変わらずですが、うらら
個人の夢と、みんなの想いの象徴であるローズパクトを天秤にかけさせる作戦は
良かったですね。
過去映像のフラッシュバックもあって、自分の歌声を犠牲にする、うららのカッ
コよさが際立ちます。
今更ながら良い敵良い話を作ってくれると思わされます。
しかし、そこで我らがリーダー夢原さん。
ローズパクトを渡すと宣言し、
「私に良い考えがある」
と、ばかりに放つ一言。
「大丈夫。また取り返せば良いんだよ」
え・・・・後で暴力で強奪することを前提に交換条件に応じるなんて、
そんなんアリ・・・・・?
こんな超論理を持ち出されては、老獪と見せかけて、やたらと拙攻の目立つ
シビレッタさんでは手も足も出ません。
夢原さんなら北斗の拳みたいな世界でも充分生き抜いていけると思いました・・・。
シビレッタ退却後、まさかのシロップ乗車券。
虹の輪をくぐって飛び去るシロップ飛行体のシーンがまた良かったですねぇ。
「yes!春日野うらら」これにて一件落着・・・?